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森ビル 「六本木ヒルズ」が緑化コンクールで受賞 人工地盤緑化・制震装置緑化が評価 「立体庭園都市」がコンセプトの街づくり

2011.10.17 16:02

 森ビル(東京都港区)が管理運営する「六本木ヒルズ」が人工地盤を活用した緑化、及び制震装置の役割も果たす屋上庭園の緑化が評価され、財団法人都市緑化機構が主催する第10回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクールにおいて「壁面・特殊緑化部門 都市緑化機構会長賞」を受賞した。
 同機構の審査講評によれば、「六本木ヒルズ」の人工地盤緑化・制震装置緑化の受賞理由について、都市と緑の共生をテーマとした「六本木ヒルズ」全体の緑化プランの下、緑量ある植栽により都心に憩いの緑化空間を実現。屋上庭園が制震装置として緑化空間の創出と耐震性向上に寄与している点や、都市のヒートアイランド現象の緩和及び真夏時の空調負荷の低減など環境改善の効果が認められている点が、大規模な再開発事業における都市緑地創出のモデルケースとして評価できるとしている。
 同社は「立体庭園都市」のコンセプトの下、「環境と緑」を街づくりにおけるミッションの一つに掲げ、緑豊かで地球環境に優しい好環境都市の形成に貢献している。また、同社では再開発を通じて生まれたオープンスペースや建物の屋上を積極的に緑化するなど、質の高い緑の実現を目指しており、「六本木ヒルズ」は敷地の約25%が緑で覆われている。




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