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日本アイ・ビー・エム/竹中工務店 スマートビルを実現する新技術を共同開発
2011.07.25 16:47
日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)と竹中工務店(大阪市中央区)は、オフィスの快適性を損なうことなく、一般オフィスに比べ大幅な節電を可能にするスマートなビルを実現するアーキテクチャーと新技術を、共同で竹中工務店の関連会社であるTAKイーヴァック(東京都江東区)の新砂本社ビルに実装した。
竹中工務店はメーカーの異なる空調、照明、各種センサーを統合的に制御し、知的生産性を高め、快適性を保ちつつエネルギー消費を最小化する技術を開発し、TAK新砂ビルにおいて実証を行ってきた。
一方、日本アイ・ビー・エムは、経済産業省の地域エネルギーマネジメントシステム開発事業で地域エネルギーマネジメントシステムを開発。今回、日本アイ・ビー・エムの地域共通プラットフォームと竹中工務店の次世代設備制御システムを接続することに成功。これにより、複数ビル内の多様な設備機器を統合的に制御することが可能となっている。