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不動産・建設業界でAI技術の活用が加速　日鉄興和不動産

2021.02.08 11:37

　日鉄興和不動産（東京都港区）と日鉄コミュニティ（東京都千代田区）は３日、分譲マンションの管理業務を効率化する「リビオＡＩスマート管理」を共同開発（技術協力：ファミリーネット・ジャパン／東京都港区）し、日鉄興和不動産が今後分譲する新築マンションおよび日鉄コミュニティが管理するマンションに順次導入すると発表した。
　「リビオＡＩスマート管理」は、管理員の勤務時間外や巡回等の不在時でも、マンション入居者からの問い合わせに対してＡＩを活用して回答するサービス。スマートフォンアプリやタブレットを介した音声対話で、日本語・英語・中国語・韓国語の４カ国語に対応している。入居者はスマートフォン等があれば気軽に問い合わせが可能となり、利便性の向上が期待される。また、管理会社から利用者への個別通知機能も実装することにより、管理業務の効率化や管理員人手不足解消にも寄与することが期待されている。
　日鉄興和不動産と日鉄コミュニティは、これまでの有人管理による管理員のコミュニケーションサービスに加え、ＡＩ等のテクノロジーを駆使し均質化されたサービスを融合。さらなる管理サービスの向上を目指して「リビオＡＩスマート管理」の導入を進めていく方針である。