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2022年4月の竣工へ向け「GLP名古屋守山」着工
2021.03.08 13:47
日本GLP(東京都港区)は3日、愛知県名古屋市守山区の物流施設「GLP名古屋守山」の起工式を行った。竣工は2022年4月末を予定している。
同施設は東名高速道路「守山スマートIC」から約2・4kmに立地。名神高速道路へもアクセスしやすく、広域配送の拠点として優れた場所にある。周辺エリアは労働人口が豊富なため雇用確保の観点からも好立地といえる。
建物は敷地面積2万6000㎡、延床面積4万4000㎡、耐震鉄骨造地上4階。サステナビリティに配慮した建物として太陽光発電設備を設け、館内で再生可能エネルギーを使用するほか、省エネに向けて倉庫エリアに人感センサー制御のLEDを採用。施設面の特徴としては、感染症予防対策としてセンサーを用いた非接触型のエレベーターや自動ドアを積極的に採用している。その他、入居者のニーズに応じて利用区画・階層を設定できるなどフレキシブルなフロア使用が可能。また倉庫内各階への大型シーリングファンの設置や、設備・インテリアを選択してアメニティの充実を図ることも可能で、就労環境の快適性を高めた。さらに自動化・省人化への備えとして、使用電力の増加にも対応できる。
また、非常用発電機容量の増強を図るなど、BCP対策にも配慮している。停電時は、荷物用エレベーターの稼働及びフォークリフトの充電が行えるほか、庫内照明の約30%が利用できる明るさを確保することで、オペレーションに支障なく、安心・安全な施設運営を可能にする。