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「渋谷区立北谷公園」の指定管理者に東急など

2021.03.08 13:51

　「渋谷区立北谷公園」の指定管理者に、東急（東京都渋谷区）を代表企業とする企業体が選定された。４月１日にリニューアルオープンする同公園の管理・運営を行う。
　企業体の名称は「しぶきたパートナーズ」。東急のほか、ＣＲＡＺＹ　ＡＤ（東京都渋谷区）と日建設計（東京都千代田区）で構成される。これまで自転車やバイクの駐輪、短時間の休憩利用が主だった同公園を地域の賑わい創出および活性化の拠点として有効に活用するため、渋谷区内の公園で初めてＰａｒｋ-ＰＦＩ制度が適用された。
　オープン後は「しぶきたパートナーズ」が植栽や公園施設の維持管理を行い、日常的な憩いの場として安全安心な公園環境を提供する。加えて、公園の情報発信、イベントの企画や誘致など、公共空間運営も含めたトータルマネジメントを実施。クリエイティブなプレイヤーが多い渋谷区の特性を生かし、そのコンテンツやノウハウも活用する。さらに地域との連携を図り、神南・宇田川エリア一帯を巻き込んで魅力ある公園とエリア価値の向上を目指すという。
　公園内に新たに設置される２階建ての建物内には、「ＢＬＵＥ　ＢＯＴＴＬＥ　ＣＯＦＦＥＥ」が４月２８日に開業を予定。建物横に併設する屋根付き広場はカフェスペースとしての利用のほか、展示会やワークショップなど天候を問わず幅広いイベントを実施していく構想。