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大成有楽不動産がレンタルオフィス事業に進出 WOOCと組み「ビズコンフォート三鷹」オープンへ

2021.03.15 11:04

 大成有楽不動産(東京都中央区)は、レンタルオフィスとコワーキングスペース事業を行うWOOC(東京都品川区)を運営パートナーに迎え、4月1日にシェアオフィス「BIZcomfort(ビズコンフォート)三鷹」をオープンさせる。
 全国で86拠点が運営されている「ビズコンフォート」。新設されるのは、JR中央・総武線「三鷹」駅から徒歩1分に立地する、大成有楽不動産所有の複合ビル「N・E・O CITY MITAKA」の6階。大成有楽不動産のシェアオフィス事業は、今回が初の試みとなる。
 コロナ過の中、満員電車での通勤を避けたいと考える人が増えている。一方でリモートワークを検討すると、自宅は業務環境として不適である場合が多いのも現状だ。「ビズコンフォート三鷹」はこうした状況の中、「職住近接」で安心して、効率よく仕事や作業ができる場を提供する。
 「ビズコンフォート三鷹」の空間デザインは森の中をイメージした。仕事・自習・作業など個人がやりたいことに合わせて選べるワークスペースを設け、周囲を気にすることなく大画面で作業できるモニター席、リラックスしながら作業できるソファ席など合計40席を用意。さらに、しっかり集中できるワークブース、食事のできるカフェブース、通話・WEB会議専用の個室テレフォンブースなども設置。また、完全個室のレンタルオフィス(5室)も設けた。
 Wi-Fi、フリードリンク、プリンター、各席電源などの必要な設備が揃っているので、パソコン1台ですぐに作業ができる。法人登記も可能で、保証金や敷金も不要(要別途契約金)なため、個人事業主やスタートアップなどの多彩なユーザーを見込んでいる。
 大成有楽不動産では今後、シェアオフィスの需要は一層拡大すると予測。居住人口の多い郊外エリアの駅周辺を中心に、保有物件のほか賃貸物件での開業も視野に積極展開する計画だ。




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