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野村不動産 「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」に参画
2011.03.21 16:34
交通の要衝にふさわしい駅前広場を整備 駅直結の住・商複合再開発ビルを建設
野村不動産(東京都新宿区)は11日、京浜急行本線・空港線の連続立体交差事業と並行して進められてきた「京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合の設立認可を受け、都市再開発法第21条の規定に基づく参加組合員として参画することを発表した。
この再開発事業では、地区内の細分化した宅地を共同化することによって高度利用を図り、建物を更新し不燃化を促進するとともに、東京都南部に位置する大田区の玄関口および交通の結節点にふさわしい駅前広場、およびアクセス道路を一体的に整備することにより、駅前商業地としての地域の賑わいの更なる強化、良好な都市型居住環境の創出と市街地の防災性の向上、都市計画道路等の都市基盤施設の強化を一体的に行うことを目的とし、「京急蒲田」駅からペデストリアンデッキで直結となる住・商複合の再開発ビルを計画している。
計画建物の建築敷地面積は約4000㎡、延床面積は約3万6600㎡、規模は地上19階地下1階塔屋1階となっており、地上1~3階が商業施設、地上4~19階が住宅となる。