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日本銀行 金融緩和を一段と強化
2011.03.21 16:46
日本銀行は3月14日、政策委員会・金融政策決定会合において、金融緩和を一段と強化することを決定した。
当面の金融市場調節方針として、「無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0~0.1%程度で推移するよう促す」としている。
こうした調整方針に基づき資産買入等の基金に関しても、企業マインドの悪化や金融市場におけるリスク回避姿勢の高まりが実体経済に悪影響を与えることを未然に防止する観点から、リスク性資産買入等の基金を5兆円程度増額し、40兆円程度とするとしている。
増額分の買入対象資産ごとの内訳は、長期国債0.5兆円程度、国庫短期証券1.0兆円程度、CP等1.5兆円程度、社債等1.5兆円程度。また、認可取得を条件とし、指数連動型上場投資信託0.45兆円程度、不動産投資信託0.05兆円程度としている。