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東京急行電鉄 高架下に川崎市認可保育施設を開設

2011.03.14 17:54

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は4月1日、川崎市認可保育制度の認可を受けた保育施設「アスク宮前平駅前保育園」を田園都市線宮前平駅前の高架下に開設する。
 「アスク宮前平えきまえ保育園」は、同社が手がける川崎市における2件目の施設で、川崎市認可保育所として開設する。施設面積が450㎡超、定員が70名と同社最大規模の保育所となっている。同施設は宮前平駅高架下の既存施設をリノベーションし、保育所用途に変更したもので、スクラップアンドビルドすることなく、既設の建物を生かすことで環境への負荷を押さえていることが特徴となっている。
 また、この保育所は同社が保育園仕様に改築した建物・フロアを日本保育サービス(愛知県名古屋市)に賃貸し、同社が施設運営を行う。日本保育サービスは関東を中心に多数の保育施設および学童保育施設を展開しており、その豊富なノウハウを生かし、様々な知育カリキュラムを導入している。
 東京急行電鉄は、今後も東急線沿線で保育ニーズが多くなっている地域に保育所施設を順次展開し、若年層の流入促進を図るとしている。




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