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丸紅 「大森」駅付近で都市型商業施設開業
2011.02.28 17:45
「Luz」ブランドとして4物件目 大田区特別出張所も入居予定
丸紅(東京都千代田区)は3月30日、大田区大森北のJR「大森」駅付近に都市型商業施設「Luz(ラズ)大森」をオープンする。
同施設は大田区の所有する用地を同社が賃借し、事業者として大田区と連携して開発を進めている複合型商業施設である。同社の開発する「Luzブランド」としては、平成21年7月の自由が丘、平成22年3月の大阪心斎橋、12月の湘南辻堂に続いて4物件目のオープンとなる。施設の規模は地上8階地下2階塔屋1階、敷地面積は2559・17㎡、延床面積は1万4908・81㎡となっている。
同社によると、開発のコンセプトは「地域密着型のデイリーライフステーション」。地域住民や周辺のワーカーにも日常的に利用できる物販店や飲食店、美容・知識・健康などを提供する各種サービス、スクール、保育所、会議室、クリニック等の約30店舗が集積する。また、同施設には地域生活者のコミュニケーション活性化をはかるためのコミュニティ情報等の発信拠点となるインフォメーションセンター、憩いの場として開放感のあるルーフガーデンが設けられる。この他、大田区の特別出張所や図書館・集会室・駐輪場等の公共サービスも設け、地域・民間・公共の連携で地域生活者の幅広いニーズに応える施設構成となっている。