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ジャパンリアルエステイト投資法人 「大崎フロントタワー」を123億円で取得 発展続く大崎エリアで高い競争力を有する
2011.02.07 17:11
ジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区)は1月27日、1日付けで品川区大崎のオフィスビル「大崎フロントタワー」を取得したと発表した。取得価格は123億円、売主はクロッシング特定目的会社である。
同投資法人が物件の取得決定に際し評価した点としては、同物件が位置する大崎エリアは再開発と東海道新幹線の「品川」駅開業でオフィス立地としての評価が格段に高まった品川エリアに隣接しており、「大崎」駅周辺はそのサブマーケットとして底堅いテナントニーズを抱えていること、大崎エリア自体も新しいオフィスエリアとしての発展が著しく、都心だけではなく湾岸エリアや首都圏広域へのダイレクトアクセスが可能な交通利便性を有していることなどが挙げられる。
「大崎フロントタワー」は平成17年竣工の築浅物件であり、規模は地上15階建て、土地面積は3684・38㎡、建物面積は2万3673・92㎡となっている。また、ワンフロア複数ゾーニングによる24時間対応可能な空調設備などを有しており、同投資法人ではオフィスビルとして将来にわたる競争力が期待できるとしている。