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西日本旅客鉄道 「大阪」駅北口の新駅ビルが5月に開業

2011.01.24 11:54

伊藤忠商事がキーテナントとして入居 南口と合わせ駅周辺の装い一新
 西日本旅客鉄道(大阪市北区)は19日、JR「大阪」駅で建設中の駅ビル「ノースゲートビルディング」を5月4日に開業すると発表した。同ビルに入居する百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と専門店ゾーン「ルクア」も同日から営業を開始する。
 同ビルは百貨店や専門店、エンターテインメント、レストラン、サービス、オフィスなど、様々な機能が集積する大規模駅ビルで、延床面積は約21万㎡。規模は地上28階地下3階となっている。同社によると、オフィスゾーンは伊藤忠商事大阪本社が移転するなど、満室での稼働となる予定である。なお、14階から27階にかけてのオフィスゾーンの貸室面積は約2万1000㎡。14フロアのうち、伊藤忠商事がグループ会社を含めて10フロアに入居することになる。
 また、専門店ゾーンの「ルクア」は通路を含めた売り場面積が約3万㎡。196の区画に店舗が入居する予定である。11階はエンターテインメントゾーンとして、12スクリーン、2500席を備えた関西最大級のシネマコンプレックスである「大阪ステーションシティシネマ」を配置。この他、11階から13階にかけては旅行代理店、コンビニエンスストア、カフェ、保育施設などが設けられる予定である。なお、「大阪」駅南側で増築中の駅ビル「サウスゲートビルディング」は3月16日に開業し、南北を結ぶ連絡通路や改札口は4月11日に供用を開始することになる。

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