不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2010.12.13 17:19

プラス 高品質・低価格・グッドデザイン戦略のオフィス家具 『リード』と『リネロ』を発売

 プラス(東京都港区)は、オフィス向けスタンダードデスク『LEED(リード)』と、折りたたみ式会議テーブル『Linello(リネロ)』に、サイズとカラーの新たなバリエーションを追加する。
 リードとリネロはともに「高品質・低価格・グッドデザイン」をキーワードに、設計や製造工程から無駄を徹底して排除し、同社独自の技術・ノウハウを結集してコストパフォーマンスを追求したシリーズ。
 リードにはきめ細やかなオフィスレイアウトが可能なサイズバリエーションを追加し、カラーも天板に木目調のミディアムウッド、本体に高級感あるブラックを追加。明るく爽やかなシーンから、シックで落ち着いたシーンまで幅広い演出を可能にしている。価格は据え置き、税込みで3万2340円(平机 L字脚W800mm)~9万8070円(両袖机 W1600mm)。発売開始日は平成23年1月5日を予定。
 リネロには小さいサイズへの要望に対応し、従来の1500mm・1800mmに加えて、幅1200mmの2人掛用を追加。天板カラーには、ホワイト、ホワイトメープル、マホガニー、ミディアムウッド(2月発売)をラインナップし、3種類の幅と2種類の奥行からの選択が可能。価格は税込みで、5万400円~6万6045円。12月1日より発売を開始している。

ダイケン 採光性と断熱性を備えた軽量ひさし「RSバイザー RSーP型」

 建築金物・外装用建材・エクステリアなどの総合メーカー、ダイケン(大阪市淀川区)は、優れた採光性と断熱性を備えた軽量ひさし「RSバイザー RS-P型」の発売を開始した。
 近年、ひさしは遮光・遮熱効果により室内の快適性と冷房機器の効率を高め、省エネに貢献するということで”エコ商品”として注目を集めてきている。同製品はフレームがアルミ形材製、パネルにはポリカーボネート樹脂製の中空ハニカム構造材を採用。ポリカーボネート樹脂は採光性に優れており、ひさし下部に柔らかい光を取り込める。さらに、軽量で高い断熱性と耐衝撃性を備えており、また、ガラスに比べ衝撃性が強いため、地震が起きても破損・飛散することのない安全設計を採用している。
 商品の仕様は、サイズは出幅が600mm、700mm、800mm、900mm、1000mmの5種類で、幅は600mm単位で対応可能。フレームの規格色はシルバーで、ひさしパネルはクリアーとオパールをラインナップ。
 価格は出幅600mm×幅1200mmの場合で、6万6000円(消費税、運賃、取付部品、組み立て施工費等は含まない)となっている。

中興化成工業・富士電機システムズ 太陽光発電機能を持つ建築用膜材 「FGTソーラー」を共同で開発

 フッ素樹脂の総合加工メーカーである中興化成工業(東京都港区)は、同社が製造する建築用膜材と、富士電機システムズ(東京都品川区)の太陽電池を一体化させることにより、太陽光発電機能を持つ建築用膜材FGTソーラーを開発。発売を開始する。
 同膜材はガラス繊維にフッ素樹脂をコーティングした材料で、数十年の屋外使用に耐える恒久性のほか、不燃性、外部の自然光を取り込む透光性、汚れがつきにくいセルフクリーンニング性、紫外線を通さないUVカットなどの特性をもち、膜材特有の柔軟性を活かした設計自由度の高い建材。これに太陽電池を一体化させることに成功したことで、従来の太陽電池パネルでは重量や美観上、施工に難点のあった建築物のキャノピー(ひさし)部やトップライト、駐車場、駐輪場の屋根への用途利用が可能になる。
 まずはユニット化した屋根材パネルとして販売を開始し、パネル1枚の価格は15万円を予定している。

新日軽 可変間仕切壁のジョイント部材を発売 使いまわしが可能な間仕切壁がより便利に

 新日軽(東京都江東区)は、使いまわしが可能な可変間仕切壁「スタイルシフトウォール」に連結することで、フロアの一部に壁で仕切った空間(L型・T型)を創り出すことができる「ジョイント部材(L型・T型)」の発売を開始した。
 同製品はレイアウトを変更する際に、設置されたスタイルシフトウォールに同ジョイント部材を組み合わせることで、直線に間仕切られていたフロアをL型やT型にも間仕切ることが可能とするもので、新築だけでなくリフォームにも、柔軟な間取り対応ができるようになるというもの(予め天井下地補強が必要)。
 間仕切る場所を変更する際にも、通常の間仕切壁のように壁を解体して再度仕上げを施すという手間がかからなくなる。廃棄物の発生を最小限に抑えることができ、さらに床材や壁くろすもほとんど傷めない。
 ジョイント部材には、一般パネル用とシースルーパネル用をラインナップしており、一般パネル用にはパネルと同色のホワイトエルム色を採用。シースルーパネル用部材はパネルと同色のシルバー色となっており、対応天井高さは2400mmと2500mm。

岩崎電気 軽量でコンパクトなLED防犯灯を発売開始

 岩崎電気(東京都中央区)は、従来の防犯灯蛍光ランプ20Wと同等の明るさを確保するLED防犯灯「LEDioc STREET 10VA(レディオック ストリート 10VA)」の発売を開始した。
 同製品はLED光源の特長でもある6万時間という長寿命を実現しており、これにより約15年間のランプメンテナンスコストの低減と、省電力でランニングコストと省エネルギー・CO2削減に貢献するLED防犯灯である。汎用されている蛍光ランプ20W×1灯用の従来の防犯灯と比較すると、同等の明るさを確保しながらも約65%消費電力を削減することが可能で、電灯料金契約区分が40VA契約から1ランクダウンの20VA契約となることから、電気料金の負担も軽減できる。
 重さは0・8kgと国内照明器具メーカーの10VAクラスのLED防犯灯においてはトップクラスの軽量化を実現しており、さらに奥行きは308mmと従来蛍光ランプ20W×1灯用防犯灯と比較すると約1/2以下のコンパクト設計も実現している。希望小売価格はE7019SA1の製品タイプで1万7500円(税別)となっている。

パナソニック電工 省エネ総合サービス『ECO-SAS(エコサス)』に新機能を追加 計測データによる省エネ「見える化」サービスを開始

 パナソニック電工(大阪府門真市)は、省エネ総合サービス『ECO-SAS(エコサス)』の新サービスとして、計測データによる「見える化」サービスを12月21日より提供する。
 同サービスは多回路エネルギーモニタなどの計測器から取り出した、SDカードの計測データを、パソコンから『ECO-SAS(エコサス)』にデータを送信することで、各種データのグラフ化機能を利用することができるというもの。
 施設ごとに、各計測ポイントの時間データでエネルギーを管理することができ、時間単位やエリア単位といったような細かい分析も可能となっている。
 さらに、エネルギー使用量の伝票データなどから入力したエネルギー総量だけでなく、アップロードした計測データのエネルギー量も施設総量などの値としてグラフ化できるため、総量管理サービスとリンクすることで、施設ごとのより細かなエネルギー管理も可能になる。
 サービスの利用料は無料となっており、サービス利用には多回路エネルギーモニタなどの計測器が必要となる(導入費有料・計測器導入済みの場合は不要)。




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