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富国生命保険 梅田エリアに「大阪富国生命ビル」が開業 6層吹き抜けのアトリウム空間設置 梅田の地下街ネットワークに直結
2010.11.22 16:12
富国生命保険(東京都千代田区)は、大阪・梅田エリアにおいて建設を進めてきた「大阪富国生命ビル」を、12月9日に開業する。
同ビルは地上28階地下4階、敷地面積3889・05㎡、延床面積6万8491・19㎡、事務所・店舗等を用途とする複合ビルである。所在地はJR「大阪」駅をはじめ、「阪急梅田」駅、「阪神梅田」駅、地下鉄各駅を徒歩圏とした梅田の中心部に位置しており、梅田エリアにおいて主要な歩行者空間となっている地下街ネットワーク「ホワイティうめだ」と直結している。同ビルの地下2階から地上4階には「フコク生命(いのち)の森」と称する6層吹き抜けのアトリウム空間を設け、「大阪」駅周辺に不足している重要な都市機能である「待ち合わせスポット」を地域に開放する。
アトリウムや外観等のデザインには、魅力的な都市景観を創出することを目的として、国際的に活躍するフランス人建築家、ドミニク・ペロー氏を起用。外装材のガラスカーテンウォールをランダムに配置した低層部からせり上がっていくビルの表情は、天空へ伸びる森の「大樹」をイメージしたものとなっており、地域の更なる発展への思いを込めているとしている。
また、平成23年1月には同ビルに立命館大学大阪キャンパスが開校する予定となっている。このキャンパスでは、主に社会人の大学院生を対象とし、経営管理研究科などが開設され、公開講座や講演会が開催されることとなっている。