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JR西日本不動産開発が物流不動産に参入

2021.04.12 11:08

加古川市に延床3万平㎡超のマルチテナント型施設を開発へ
 JR西日本不動産開発(大阪市北区)が、物流施設「加古川平岡町NKビル」の建設工事に着手した。同社が開発する初の物流施設で、竣工は2022年5月を予定している。
 開発地は兵庫県加古川市平岡町。用地は加古川バイパス沿いに立地し、「加古川東ランプ」が1km圏、第二神明道路「明石西インターチェンジ」が3km圏に位置する。幹線道路とのアクセスは良好であり、交通の利便性が高い立地。また、背後には住宅街が広がり、豊富な労働人口を抱える。さらにJR神戸線「東加古川」駅も1km圏と徒歩圏に位置していることから、雇用確保の観点からも恵まれた立地といえる。
 建物は敷地面積1万6859㎡、延床面積3万2274㎡、鉄骨造地上4階建てのマルチテナント型物流施設。2階部分へ大型車両が直接乗入れ可能なスロープを設け、最大6テナントが入居可能な計画となっている。
 JR西日本不動産開発では「これまで、商業施設、オフィスビル住宅などの開発を推進してきた。本開発は、当社として初の物流施設の開発。これまで培った開発実績を生かし、社会の物流ニーズの高まりに応えるべく、今後も物流施設の開発を積極的に推進していく」としている。




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