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日本空港ビルデング 羽田空港旅客ターミナル増築分の共用開始 商業フロアには新たに計36店舗が出店

2010.10.11 17:31

 日本空港ビルデング(東京都大田区)は、利用者の利便性・快適性・機能性向上のため、国土交通省が実施する東京国際空港(羽田空港)再拡張事業にあわせて、同空港第2旅客ターミナルビルの増築部(本館南側)を13日より供用開始する。
 増築部の建築面積は約1万1400㎡、延床面積は約4万9400㎡、規模は地上6階地下2階となっている。施設内は同空港出発・到着ロビーのほか、保安検査場、事務室、商業施設などで構成される。環境演出や内装には「自由」をテーマに世界のチェアやテーブルを設置し、屋上展望デッキの増築部分には約4000個のLED照明が埋め込まれ、星・夜景・滑走路の光を演出する。
 商業施設については「The Art of Hospitality~おもてなしをアートの領域に」というコンセプトのもと、飲食店舗17店、物販・サービス店舗19店が新たに集積する。特に出発ロビー3階には、8カ国9種の世界各国の味を楽しめるオープンテラスが広がり、スタイルの違う260点以上のチェア・テーブルが設置される。




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