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広島市の商業施設「アルパーク」大規模リニューアルを実施へ

2021.04.19 17:27

 大和ハウス工業(大阪市北区)は9日、広島市西区のショッピングセンター「ALPARK(アルパーク)」を大規模リニューアルすると発表した。
 「アルパーク」は1990年に三井不動産(東京都中央区)が開業した商業施設。東棟、西棟、北棟の3棟からなり、敷地面積約3万6200㎡、延床面積16万2885㎡。大和ハウス工業が2019年5月に西棟と東棟を取得し、グループの大和情報サービス(東京都千代田区)が運営している。築30年を経過しており、リニューアルは老朽化した設備や内装更新を含む大規模なものとなる。
 リニューアルのコンセプトは「日常生活への密着」。30~40代のファミリー層をメインとしたデイリーユーザーが気軽に、便利に、日常のショッピングができる施設を目指す。
 西棟では生活雑貨やファッション、カフェ、フードコート、スーパーマーケットなど約40店舗が新規開店を予定。東棟の既存店舗を含めて約160店舗の施設となる。東棟は本年末から、西棟は2022年春から順次リニューアルオープンし、2023年春の全面リニューアルオープンを予定している。




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