不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.09.27 14:24

■西嶋建尚氏はエルティーアイ（東京都千代田区）の取締役会長を務める傍ら、ミラノ・フィレンツェ・ロンドン・ニューヨーク・上海に展開するアパレルブランド、ジョバンニ・バレンティノの日本総代表も務めている。
　西嶋氏は「父であるマリオ・バレンティノのアパレル部門を創設したジョバンニ氏は、ヨーロッパで注目される新進気鋭のデザイナーとして脚光を浴びています」と話している。

■貸会議室運営を行っているスペースユース（東京都中央区）の代表取締役社長である赤井豊氏は、大学卒業後に映画監督黒澤明の映画製作現場に参加していたという。映画業界とは異なる不動産業界に身を置く今も映画鑑賞を欠かさないとのことで、最近観たある映画にいたく感動したとのことだ。
　「クリント・イーストウッド監督の『インビクタス　負けざる者たち』という映画は、南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が主人公だったのですが、２０数年投獄されていたにも関わらず、人種差別のない新たな南アフリカ実現のために、不可能といわれていたことに対して挑戦していく姿勢に心打たれました」（赤井氏）

■コンビウィズ（東京都台東区）は、施設のトイレに設置されている育児関連の設備機器などの開発・販売を行っている。営業部の営業企画グループのチーフプランナーである宮内悦男氏によると、シンク一体型の調乳用温水器なども取り扱っているという。
　「保育園の給湯室やパーキングエリアの授乳室などに採用されています。粉ミルクの調乳にお湯が利用でき、温度は細菌が死滅する70度以上を設定しております。また、温水器のドアを閉めないとお湯が流れてこない仕組みになっているため、安全面に考慮した製品です」

■「水天宮前」駅で、貸ビル業とパソコン教室を営む美濃友。代表取締役の武山氏の息子はｉＰｈｏｎｅ向けのゲームを開発し、現在ゲーム会社を設立してる。
　制作したゲームは、ｉＰｈｏｎｅを通じ、世界へ発信されているが、制作している会社は１ルームにパソコン数台とシンプルな形だそうだ。
　「昔と違い、パソコンがあれば、オフィスの場所はあまり関係が無いようです。これからはパソコンがオフィスの役割を果たす時代といえます」

■日本住宅性能検査協会は、このほど東京都中央区日本橋人形町３ー２ー１０に「人形町事務所」を開設した。
　同事務所は東京メトロ日比谷線および都営地下鉄浅草線「人形町」駅徒歩３分の位置に立地している。
　「これまで、協会の拠点は中野区のみでしたが、都心部である中央区に事務所を開設したことによって、多くの人にとって、協会に足を運びやすくなり、より当協会を身近に感じられるようになったと思います」と大谷理事長は語る。