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東日本旅客鉄道 「八王子」駅南口の駅ビルが11月にオープン 八王子らしいライフスタイルを提案

2010.09.27 14:27

 東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)では「八王子」駅南口地区市街地再開発事業にあわせ、平成21年より同社用地にて駅ビルを建設してきたが、11月11日に「CELEO(セレオ)八王子」としてグランドオープンする。
 「セレオ八王子」は、地域住民のライフスタイルを提案する駅ビルとして、キーテナントである家電量販店「ビックカメラ」のほか、日常生活の利便性を向上するショップを展開するとともに、同社が推進する駅型保育園の利用者から寄せられた要望に応え、新たな取り組みとなる、子どもにとって快適な居室とセキュリティを備えた安心・安全な「駅型学童」を駅型保育園とともに開園する。
 また同施設は開発コンセプトとして「ナチュラル」、「八王子スタイル」、「スタンダード」の3項目をキーワードとしており、緑豊かな自然環境を持ちつつ都会的な感性を持つ八王子らしいライフスタイルを提案するとしている。
 施設の規模は地上6階地下2階。延床面積は約1万7000㎡、店舗面積は約8600㎡となっている。なお、同施設では環境負荷低減の取り組みとして屋上を緑化し、太陽光の熱の抑制を見込んでいる。このほか、駅前広場に面する壁面の一部には立体感のある壁面緑化を行い、ビルの自由通路やメーンエントランス、店舗の一部にLED照明を採用することで、電気量とCO2の削減を図るとしている。




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