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秋葉原ラジオ会館 秋葉原エリアを代表する商業施設の建て替えが決定

2010.09.27 14:39

 秋葉原ラジオ会館(東京都千代田区)は22日、JR「秋葉原」駅前の商業施設「秋葉原ラジオ会館」が老朽化のため平成23年夏を目処に閉館し、建て替える方針を明らかにした。同社によると、「秋葉原ラジオ会館」は昭和37年、秋葉原エリア初の高層ビルとして「秋葉原」駅前に建設され、昭和47年に増築されて現在の姿となった。施設の規模は地上8階地下1階、延床面積は約1万㎡で、現在は23の店舗が入居している。
 同施設は築後約50年が経過し老朽化が目立っており、現行の耐震基準を満たしていないことなどから、東京都から改善指導を受けていた。同社はテナント契約の更新時期が集中する平成26年頃を目処に大規模改修工事を模索したが、都から早急な対応を求められ今回の建て替えを決定した。
 今後、継続入居を希望するテナントについては臨時移転先を探し、数年後のリニューアルオープン時に再入居が実施されるとのこと。建て替え後の新ビルは地上9~10階建てと現行をほぼ同規模となる予定である。




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