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オリックス不動産 開発中の物流施設で太陽光発電を導入

2010.09.27 14:44

設置される太陽光パネルは2160枚 大幅なCO2排出量の削減を見込む
 オリックス不動産は24日、現在開発を進めている物流施設への太陽光発電システム導入を決定した。
 対象となる物流施設は埼玉県川越市の「川越産業団地ロジスティクスセンター」、千葉県市川市の「市川千鳥町ロジスティクスセンター」、愛知県小牧市の「小牧ロジスティクスセンター」の3物件で、それぞれ延床面積約6000坪から約2万2000坪の規模を有する大型の物流施設である。これらの施設の屋根に太陽光パネルを設置し、施設で使用する電力の一部を賄うことで、省エネルギー型の環境に配慮した物流施設の実現を目指す。
 3物件に設置される太陽光パネルは合計2160枚。年間で計17万6160kwhの発電量を見込んでいる。発電した電力は建物内の照明や空調などに利用され、CO2排出量の削減に貢献することになる。
 同社はこの3物件の他に、平成23年6月に「横浜町田ICロジスティクスセンター」を東京都町田市において竣工を予定しており、今後も同社グループのノウハウと情報力を活用し、人々の暮らしに密着した物流インフラの効率化・快適化推進に寄与するため、環境に優しい物流施設を提供するとしている。




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