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三幸ファシリティーズ初の取り組み「WEBブース展示会2021」を開催 WEB会議の課題解決につながる体験型イベント

2021.05.06 12:38

 オンラインでの打ち合わせや会議と言った「WEB会議」が増えており、それに伴いWEBブースの需要も増加傾向にある。弊紙でも取り上げる頻度が増した項目で、現在ではオフィスの必需品ともなり得た。ビルオーナーにも関連した話題である。

 オフィスの移転や働き方改革に伴うレイアウト構築、ビルのリノベーション等に協力する三幸ファシリティーズ(東京都千代田区)は、4月19日~30日までの2週間で完全予約制の「WEBブース展示会2021」を開催。250名を超える参加者が訪れ、WEBブースの導入や設置に前向きな姿勢を表した。
 三幸ファシリティーズのワーキングショールーム「HOCOLAB」にて開催された「WEBブース展示会2021」は、昨年夏頃から急速に需要の伸びているWEBブース(個室ブース)を対象とした展示会である。働き方改革や新型コロナウイルスの影響でオフィスでのワークスタイルは変化しており、テレワークやオンラインでのWEB会議や打ち合わせ等を採用する企業が増加。その一方で、従前までのオフィス環境ではWEB会議に適した個室が少ないことや音の問題など課題も多く見られた。「WEBブース展示会2021」では、その様な課題を解決できるブースを数種類用意。利用シーンや価格帯に分けて自社に適したブースを選択することができ、かつ会場では体感できることも魅力だ。
 代表取締役の都丸政彦氏は「今回の展示会は各企業のニーズや求めるグレードによって、複数のブース商品の中から気に入った商品を選ぶことができます。従前からWEB会議を行う相手側への音の配慮等が課題であった企業は多く、見学に来た多くの企業で購入を前向きに検討している様子でした。また当社の『HOCOLAB』は、ショールームも兼ねたオフィスです。見学に足を運んだ企業で現在の自社オフィスに課題を抱えている、オフィスの効率的なレイアウトへの見直し等を求めていましたら、課題解決にも協力できる環境です。是非活用して頂ければと思います」とトータルでの提案力にも自信を示す。
 展示会は30日で終了したが、HOCOLABでは今後も引き続きWEBブースの展示を行う。WEBブースの見学や「フリーアドレス」、「生産性向上」、「収益性向上」、「人材の強化」等に興味や関心があれば、三幸ファシリティーズへ問い合わせしてみては如何か。オフィス環境の向上へ確実に繋がるはずだ。




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