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東京都 「京成曳舟」駅前の再開発組合設立を認可

2010.07.19 16:49

 東京都は15日、都市再開発法の規定に基づき、京成押上線「京成曳舟」駅目東第三地区市街地再開発組合の設立を認可した。今回の組合設立により、京成押上線連続立体交差事業や先行しているほかの再開発事業等と併せ、「東京の都市づくりビジョン」や「墨田区都市計画マスタープラン」に掲げる、活力ある複合市街地の形成や密集市街地の改善による防災機能の向上が図られることとなる。
 計画の地区面積は約0・7ha。計画建物は地上28階地下1階塔屋2階、延床面積約2万7180㎡となる予定で、主な用途は住宅、店舗、業務施設、駐車場等となっている。都では今回の事業の効果として、「京成曳舟」駅周辺の都市活動を支える都市計画道路や区画道路の新設・拡幅整備を行うことによる回遊性の向上、居住者や来訪者に向けての憩いの空間や、安全で快適な歩行者空間の提供などを挙げている。
 今後の予定としては、平成23年11月の権利変換計画認可、平成24年8月の工事着手を経て、平成26年7月の建物完成となっている。

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