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尾西食品 非常食も備蓄する物流施設稼働

2018.07.16 16:11

 非常食や宇宙食に強みを持つ尾西食品(東京都港区)は9日、5月に竣工した宮城県大崎市古川の物流センターが本格稼働したと発表した。
 近い将来発生すると言われる首都直下型地震や南海トラフ地震において、都内では220万人の避難者を想定して、約825万食の非常食を備蓄しているといわれている。同センターは建物内に非常食を備蓄し、大規模災害の発生時など、入荷が途絶えた際に活用する予定。自治体をはじめ、学校や企業などの備蓄に対して、安定的に商品を供給できる体制を整えるための機能を担うことになるもの。取り扱う商品は、隣接する工場で製造されるアルファ米からできた、同社の「ご飯シリーズ」「おにぎりシリーズ」等となり、買い替えや、緊急時に対応するため、万全の体制を整えるとしている。
 同センターは延床面積3700㎡。




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