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「札幌大通水族館(仮称)」複合ビル内にオープンへ
2021.05.17 11:26
ユニホー(名古屋市名東区)は、「南2西3南西地区第一種市街地再開事業」で新築される複合施設の4~6階に、都市型水族館「札幌大通水族館(仮称)」を2023年上半期に開業すると発表した。
都市型水族館は都心部のオフィスや商業施設に併設されたコンパクトな水族館。近年ではライフスタイルやトレンドの最先端を発信するカルチャー拠点としての役割も果たしている。
同水族館は、「札幌」駅から地下街で直結し、地下鉄「大通」駅から徒歩5分、「すすきの」駅から徒歩4分の利便性の高いロケーションに所在する複合ビルの中心施設として、新たな賑わいの創出を目指す。洗練された空間を備え、観光客だけではなく、地域住民が日常遣いできる都市型水族館として、「文化・交流・賑わいの拠点」や「環境をテーマとした学びの場」を提供し、新しいライフスタイルを発信していく。
企画・プロデュースはUDS(東京都渋谷区)が担当し、地域に新しい価値を創出する、これまでにない水族館のスタイルを作ることを目指す。
「南2西3南西地区第一種市街地再開事業」は、札幌駅前通と狸小路商店街との交差部に位置する南2条西3丁目南街区の西側約0・6haの区域に、地上28階地下2階、延床面積4万3610㎡の複合ビルを建設するもの。竣工は2022年、引き渡しは2023年を予定している。