週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2010.06.21 10:55
■東京都と三菱地所がヒートアイランド対策実施
東京都建設局と三菱地所(東京都千代田区)は、6月21日から東京駅丸の内口から日比谷通りまでの「行幸通り」において、丸の内ビルディングの再生水散水により、路面温度の上昇を抑制するヒートアイランド対策に協働して取り組む。
■森ビルが43施設でライトダウン実施
森ビル(東京都港区)は、環境省主催で6月20日から7月7日に行われる「CO2削減/ライトダウンキャンペーン2010」の期間中、六本木ヒルズをはじめとする同社が管理する施設のうち、装飾照明や景観照明など共用部の照明を消灯できる施設計43棟にてライトダウンを実施する。
■ダイキンヨーロッパ社が国を越えた産学共同プロジェクト立ち上げ
ダイキン工業(大阪市北区)の100%子会社であるダイキンヨーロッパ社(ベルギー王国、オステンド市)は、建物のエネルギー収支をゼロにするための産学共同の実験プロジェクト「欧州ネットゼロエナジープロジェクト」を立ち上げ、第一弾として、ツェラーグループと共同で、ドイツ北西部ヘルテン市に、同社製品と太陽光発電を備えた「ネットゼロエナジーオフィス」を2010年7月に建設する。
■東京ガスが国内最大の体験型業務用厨房ショールーム開設
東京ガス(東京都港区)は、平成22年10月5日に、体験型業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」を東京都港区の汐留地区に開設する。このショールームは、床面積約1100m2あり、ガス・炎の持つ強い火力を活かした最新の機器の展示に加え、調理体験やセミナーなどを行う体験型業務用厨房ショールームとしては国内最大となっている。
■プロパストが株式の継続上場を発表
プロパスト(東京都渋谷区)は平成22年5月15日から6月14日までの1カ月間にわたり受けていた上場時価総額の審査の結果、期間中及び最終日である平成22年6月14日の上場時価総額の双方が5億円以上となり、上場廃止基準に該当しないことになったため、同社株式が継続上場されると発表した。