週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2010.05.24 16:58

■大京が役員の人事異動を発表
　大京（東京都渋谷区）は取締役会において、代表取締役および役員の異動を内定したことを発表した。今回の人事により、オリックス常任顧問であった竹田駿輔氏が取締役兼代表執行役会長に就任。また、専務取締役であった山口陽氏が代表取締役社長に就任する予定となっている。なお、今回の異動は平成２２年６月２３日開催予定の同社第８６階定時株主総会および終了後の取締役会の決議を経て正式決定となる予定である。

■プロパストが民事再生法の適用を申請
　プロパスト（東京都渋谷区）は１４日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。同社はマンション分譲事業に加えて、オフィスビルのリニューアルや土地開発事業などをＳＰＣを通じて手がけ急成長を続けており、平成１８年１２月にはジャスダック上場を果たした。しかし、不動産市況悪化の影響を受けて平成２１年５月期に債務超過となり、資産や賃料債権を受けた結果、事業の継続が困難となった。負債は５５４億４７００万円。

■新日本建物が本社移転
　新日本建物（東京都千代田区）は、取締役会において本社事務所を移転することを決議した。新本社事務所の所在地は、東京都渋谷区代々木２－１－１新宿マインズタワー１７階。移転の時期は平成２２年７月上旬を予定している。移転理由として、同社は現本社事務所の賃貸契約期間満了を迎えるにあたり、賃料の削減および業務の効率化を図るためとしている。

■ジョイント・リード投資法人が名称を変更
　ジョイント・リード投資法人（東京都目黒区）は、平成２２年３月に同投資法人の新たなスポンサーとして積水ハウスおよびスプリング・インベストメントが選定されたことに伴い、現在の商号から「積水ハウス・ＳⅠ投資法人」へ変更し、あわせて本店の移転を行うことを発表した。

■ＪＦＥ都市開発が子会社株式売却を発表
　ＪＦＥ都市開発（川崎市川崎区）は、同社の１００％子会社であるＪＦＥアーバンプラスの株式全部を売却する契約を、三井物産（東京都千代田区）と締結したことを発表した。また、株式譲渡をもって、ＪＦＥアーバンプラスに委託している一部業務についてはその委託先をＪＦＥグループ内の他社等に変更予定である。