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大林組 二酸化炭素排出量低減のコンクリート開発

2010.05.24 17:05

 大林組(東京都港区)は、環境負荷低減技術の1つとして、二酸化炭素排出量の極めて少ないコンクリートを開発した。
 各種建造物の主な材料であるコンクリートからは、1㎥あたり約300kgの二酸化炭素が発生する。
 今回、同社が開発した低炭素コンクリートは、製鉄家庭で生じる副産物の高炉スラグの微粉末などの混和材量を増やした構成としている。また、特殊な薬剤を採用することで、一般のコンクリートと同程度の扱い易さと強度を確保している。
 この結果、設計基準36N/m㎡(よび強度42)の場合では、二酸化炭素の排出量が1㎥あたり50kg以下と、一般のコンクリートと比べて80%以上削減することが可能となっている。




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