週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2010.05.03 11:21
■日本不動産研究所がナイト・フランクと業務提携
日本不動産研究所(東京都港区)は、不動産仲介・評価・コンサルティング会社の世界的大手であるイギリスのナイト・フランクと業務提携したことを発表した。日本不動産研究所は、今回の業務提携をきっかけに東アジア・アメリカ・ヨーロッパ等のネットワークを確立。また、両機関は、本業務提携に基づき、相互の業務展開に協力するともに、相互訪問の定例化、共同研究などを実施するとしている。
■野村不動産ホールディングスが業績予想の修正及び配当予想の修正を発表
野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)は、最近の業績の動向等を踏まえ、平成21年10月29日に公表した平成22年3月期の連結業績予想の修正を発表した。今回修正した予想は、売上高4340億円。営業利益が390億円。経常利益が240億円。当期純利益が46億円となっている。また、一株当たり当期純利益も25円36銭に修正されている。
■ダヴィンチ・ホールディングスが管理銘柄に指定
ダヴィンチ・ホールディングス(東京都中央区)は4月22日、大阪証券取引所より、同社株式を管理銘柄に指定する通達を受けたとしている。指定理由としては、上場会社が債務超過の状態となった場合において、当該上場会社の発行する株券の日々の最終価格にその日の1単位の株式の数を乗じて得た額の月間平均が1万円未満となるおそれがあると認められるため、としている。
■ユナイテッド・アーバン投資法人と日本コマーシャル投資法人が合併
ユナイテッド・アーバン投資法人(東京都港区)と日本コマーシャル投資法人(東京都千代田区)は、それぞれの投資法人役員会において、両投資法人の合併に関する基本的事項について合意する旨の基本合意書の締結を決議した。今回の合併は、両投資法人の投資主価値の更なる向上に資するとの共通の認識を得るに至ったとし、ユナイテッド・アーバン投資法人は合併により、総合型REITとしてはJーREIT市場最大級の資産規模となる見込みである。
■タカラレーベンが「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消
タカラレーベン(東京都新宿区)は、平成22年5月10日予定の「平成22年3月期 決算短信」において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消することを発表した。