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大成建設/NTTデータ研究所 CO2排出量ゼロビルディングとゼロオフィスを実現
2010.04.26 13:41
大成建設(東京都新宿区)とNTTデータ経営研究所(東京都渋谷区)は、大成建設の技術センター事務所棟(横浜市戸塚区)、および、札幌支店ビル(札幌市中央区)でのエネルギー使用において排出されるCO2を、京都クレジットCER(京都議定書にて規定されている、京都メカニズムの一つをなす)を使ったカーボンオフセットによりゼロとする「CO2排出量ゼロビルディングとゼロオフィス」を実現した。 また、同時に大成建設の社員が京都クレジットを一人1t購入し個人でCO2を1t削減する取り組み「Taisei 1ton Club」を立ち上げ、会社の施設のカーボンオフセットと社員の日常生活におけるカーボンオフセットを同時に実現している。
大成建設の技術センター事務所棟、および、札幌支店ビルにおけるエネルギー使用により排出されるCO2排出量は年間800tと推計されている。この800t相当の京都クレジットを大成建設は会社費用にて購入し、全量償却手続きを本年4月に完了している。これにより、両施設は平成22年度においてCO2排出量ゼロで運営されることとなった。
また、「Taisei 1ton Club」では、社員個人の日常生活におけるCO2排出量をカーボンオフセットの対象としており、京都クレジットの購入費用は社員が全額個人負担している。