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小田急電鉄 経堂駅周辺の再開発地区名称が「経堂テラスガーデン」に 駅前商業施設を「経堂コルティ」に決定 平成23年4月の完成を目指す
2010.04.26 13:53
小田急電鉄(東京都新宿区)は、「経堂」駅周辺での再開発地区の名称を「経堂テラスガーデン」とし、平成23年4月の全体オープンを目指す。
経堂テラスガーデンとは、「歩きたくなるまち・経堂」をコンセプトに、経堂駅前から旧電車基地に続く東西の開発地域を、連続する緑豊かな散歩道「グリーンプロムナード」で結ぶエリア全体の名称。
既にオープンしている経堂スポーツクラブビルをはじめとして、賃貸マンション「リージア経堂テラスガーデン」や、駅前商業施設などとともに、周辺環境と調和した街並みを創出する。
駅前に位置する新しい商業施設の名称は「経堂コルティ」とし、キーテナントにはスーパーマーケット「Odakyu OX」が出店予定。他にも、雑貨やサービスを中心とした店舗で構成される。
設備面では、プラザや屋上庭園などのオープンスペースの整備とともに、シンボルとなる幅約10mに及ぶひな壇状の大階段を設置し、大きな半透明のガラス屋根とするなど開放感溢れる空間を目指す。
大階段や通路などの共用部分は、日差しや自然の風を取り入れる構造として、空調や照明による電力負荷の低減に努めるほか、太陽光発電や雨水再利用システムを導入するなど、環境へも配慮した仕様を採用する。
敷地面積は9774・59㎡、延床面積は1万5736・58㎡。