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NTT都市開発/ほか 大手町一丁目第2地区の再開発が本格始動 

2010.04.12 17:24

4者の特定建築者によって延床面積11万㎡のビル建設 敷地内は十分な空地を確保し緑豊かな環境整備を実施
 千代田区大手町一丁目において、NTT都市開発(東京都千代田区)、三菱地所(東京都千代田区)、東京建物(東京都中央区)、サンケイビル(東京都千代田区)の4者が特定建築者として整備を進めている「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業の特定施設建築物(A棟)」が、1日に新築工事の着工を迎えた。
 この再開発事業は、「大手町合同庁舎跡地の活用による国際ビジネス拠点の再生」を実現するための都市空間整備を基本方針としており、A棟については平成21年3月の特定建築者募集、同年5月の二次審査を経て先の4者が特定建築者として内定を受けている。A棟の建物規模は地上31階地下4階で、高さは約154m。中高層部に業務施設、低層部に業務支援施設や商業施設、地下に商業施設や駐車場などを整備する。中高層部は2棟の分棟とし、各棟の高さを変化させることで周辺への圧迫感の低減に配慮する。また、地下部分では東京メトロ丸の内線「大手町」駅に接続し、良好なアクセスの整備がなされる。
 計画地全体の敷地面積は約1万4100㎡、延床面積は約24万2500㎡、A棟の延床面積については約11万㎡となっている。建築敷地内は壁面後退により歩道状空地を設け、賑わいと回遊性のある都市空間が創出される。建物東の空地はビルの正面エントランスが設けられると共に、建物西側及び北側に十分な空地を確保。植栽等を行うことで緑豊かで快適な都市環境の形成を図り、北側の空地は歩行者専用道路と一体的なデザインが図られる予定である。なお、同計画の完了予定は平成24年9月末となっている。




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