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イオンモール 大型商業施設をリニューアル 幅広い年齢層の集客を目指す

2010.03.22 12:44

 イオンモール(千葉市美浜区)が運営・管理する商業施設「イオンモール広島府中ソレイユ」では大規模なリニューアル工事を実施。4月23日にグランドオープンを迎える。
 同施設では平成16年3月のオープンから6年が経過しているが、今回のリニューアルはこれまでメーンターゲットとしてきた30代ファミリー層だけではなく、20代のカップルが楽しめるゾーンを新たに構築し、幅広い年齢層が訪れるSCを目指すものである。施設の敷地面積は約11万4000㎡、延床面積は約21万8000㎡。核店舗の「ジャスコ広島府中店」、専門店、映画館などで館内は構成されており、リニューアル後の店舗数は、新規35店舗、移転・改装40店舗を含め191店舗となる。
 同施設はハートビル法認定の施設であり、高齢者や子供連れの利用者が快適にショッピングを楽しめる施設を目指し、利用者から寄せられた意見・要望を基に施設・設備のリニューアルが行われている。具体的には、要望の多かった授乳室を2・3階に新設、また、利用客を目的地まで案内するため従来の館内サインを見直し、大きくわかりやすいサインへの変更、自転車・バイクで来館がしやすいよう駐輪場に屋根の新設などとなっている。




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