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オリックス不動産 川崎市で環境配慮型の商業施設を建設 カーシェアリング導入も予定し住民の利用促す

2010.03.15 10:52

 オリックス不動産(東京都港区)は、川崎市幸区に環境配慮型の複合商業施設「クロスガーデン川崎」の建築工事に着手する。この「クロスガーデン川崎」は神奈川県道14号線鶴見溝ノ口線沿いの、レンゴー旧川崎工場跡地に建設される商業施設で、規模は地上4階地下1階、敷地面積は約1万3328・56㎡、延床面積は約3万4107・32㎡である。
 施設名称はオリックスグループが開発する商業施設のシリーズ名称であり、地域住民に親しまれる施設となることを目標としている。また、施設はオール電化設備の導入、壁面緑化、太陽光パネルの設置、風力発電機付街灯の採用など、省エネ効果を考慮した施設作りを計画しており、川崎市建築物環境配慮制度(「CASBEE川崎」)でAランク評価の取得を目指している。
 テナントは食品スーパーの「サミット」、家電量販店の「ヤマダ電機」をはじめ約20の専門店の入居を予定。オリックス自動車(東京都港区)が事業展開するカーシェアリングの導入も予定し、環境に優しいライフスタイルを周辺地域の住民に提供する。




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