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新日本石油 大手町・丸の内に所有する固定資産の取得・譲渡を発表
2010.03.01 10:41
新日本石油(東京都港区)は2月26日、固定資産の取得・譲渡を発表した。
取得するのは、三菱地所などが出資する特定目的会社(大手町デベロップメント)所有の「りそな・マルハビル」(千代田区大手町)で、敷地面積6893・71㎡の共有持分のうち27%。建物全体の延床面積7万4379・30㎡のうち、区分所有部分は1万9542・77㎡である。なお、取得価格は420億円となっている。
同社は19日の売買契約締結後、三菱地所および大手町デベロップメントと共同で、同物件とその周辺も含めた一体開発の実施を予定している。また、同社と新日鉱ホールディングスの共同で4月1日に設立されるJXグループの本社が、同地に移転される予定である。
譲渡するのは、「グラントウキョウサウスタワー」(千代田区丸の内)の同社所有持分11・64%で、譲渡先は八重洲インベストメント特定目的会社。
同ビルの延床面積13万9375・73㎡のうち、同社が譲渡する区分所有部分の延床面積は1万733・45㎡。区分所有権に対応する譲渡対象地の敷地面積は893・46㎡である。売却価格は400億円である。同社によると、19日に売買契約の締結、30日に物件の引渡しを予定しているとのことである。