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ダイビル　中之島ダイビルが大阪サステナブル建築賞受賞

2010.02.22 11:37

　ダイビル（大阪市北区）が大阪市北区に所有するオフィスビル「中之島ダイビル」が、「第３回大阪サステナブル建築賞」の大阪府知事賞を受賞した。
　大阪サステナブル建築賞は、地球温暖化やヒートアイランド現象防止等、環境への配慮に優れた建築物を表彰する顕彰制度で、平成１９年度から表彰が実施されている。その中でも、今回同ビルが受賞した大阪府知事賞は最優秀賞にあたる。同ビルは平成２１年３月の竣工で規模は地上３５階地下２階塔屋３階。延床面積は７万９５４３㎡で、最高高さは１６０ｍとなっている。
　ビルの外装は外柱と庇の組み合わせによる省エネ型デザイン「エコロジカル・ファサード」を採用。さらに、断熱性に優れた服装ガラスカーテンウォール、および自然換気を最大限利用するベンチレーションシステムとも相俟って、きわめて高い環境性能を実現している。熱源には堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島の特性を生かし、河川水を利用した「地域冷暖房システム」を採用するなど、さまざまな最新環境設備を採用し、建物の総合環境性能評価システム「ＣＡＳＢＥＥ大阪」で最高のＳランクを取得している。