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CREが自社最大の物流施設を開発 ふじみ野市に3棟・合計延床は27万㎡超
2021.05.31 11:22
シーアールイー(東京都港区)が今月24日、大型物流施設「ロジスクエアふじみ野」の開発プロジェクトに着手した。
同プロジェクトは埼玉県ふじみ野市において取得した開発用地、12万971㎡に3棟の物流施設を順次開発する計画。2024年8月の全体竣工時には3棟合計の総延床面積が27万3189㎡となり、同社最大の開発プロジェクトとなる。
3棟の先陣を切り、2022年2月頃に最初に着工する「ロジスクエアふじみ野A」は、敷地面積4万9195㎡、延床面積11万4256㎡、4階建てで、層各階にトラックバースを備える。竣工は2023年8月の予定。
開発予定地は、2019年11月に埼玉県より「国道254号バイパスふじみ野地区」として産業誘導地区に選定され、土地区画整理事業として認可を受けている。既に区画整理組合が発足され、今後、仮換地指定を経て同土地区画整理地内の造成工事が実施される予定。
埼玉県南部、特に所沢・三芳・ふじみ野エリアは都心部へのアクセスにも優れ、広域物流拠点立地としても優位性を備えている。
また、開発地であるふじみ野市は東武東上線急行停車駅である「ふじみ野」駅の開業により良好な住宅整備が進行し、人口も増加傾向にある。地下鉄有楽町線・副都心線との相互乗り入れにより都心への交通利便性高く、雇用を確保する上で優位な環境に立地している。