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三井不動産 銀座・中央通り沿いに商業施設オープン

2010.02.08 17:21

老舗呉服店の建替えビルを一括賃借・転貸 完成高い20~30代女性をターゲットに18店舗出店
 三井不動産(東京都中央区)は、1755年創業の老舗呉服店である越後屋よりビル建替え計画のデベロップマネジメントを受託し、中央区銀座2丁目にて商業施設の開発を推進してきたが、入居する18店舗が決定し「銀座トレシャス」として4月16日より順次オープンすると発表した。
 「銀座トレシャス」は銀座通りに面し、周辺には海外の有名ブランド店が集積するなど、話題性の高いエリアに立地している。施設のコンセプトは「銀座コンシャス」としており、銀座2丁目に集う20代から30代女性の感性を満たす魅力的な施設を目指す。入居テナントは、イタリアのラグジュアリーブランド「MIU MIU」の国内最大級ショップ「MIU MIU GINZA」をはじめ、銀座初出店のイタリアンレストラン「アロマフレスカ」や「飛騨牛一頭家 馬喰一代」などが出店予定。
 施設規模は地上12階地下2階、延床面積約7243㎡、敷地面積588・87㎡で、竣工後は同社が越後屋から施設を一括賃借し、転貸事業を行うとともに運営管理業務を受託する。同社グループでは、銀座エリアは都心型商業施設開発の重点地区とし、現在「銀座並木通りビル」、「交詢ビルDINING&STORES」、「ZOE銀座」、「銀座Velvia館」、「ニッタビル」、「ギンザ・グラッセ」、「ギンザ ジーキューブ」の運営を行っている。今後においても同社グループは銀座エリアでの積極的な開発展開を進めていくということだ。




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