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ダイビル 秋葉原ダイビルに隣接する商業ビルを取得 駅前の好立地で満室稼働中 今後も商業施設への進出狙う

2010.01.25 10:53

 ダイビル(大阪市北区)では、中期経営計画「3Dプロジェクト」の一環として、商業施設への進出を掲げているが、同社所有の「秋葉原ダイビル」に隣接する商業ビル「秋葉原ダイビル・駅前プラザ(旧秋葉原駅前プラザビル)」を、22日付で取得したと発表した。取得先は日本橋インベストメント特定目的会社ならびに秋葉原駅前プラザ特定目的会社となっている。
 同ビルの敷地面積は約400㎡、延床面積は約3200㎡、規模は地上9階地下1階で平成17年3月の竣工である。JR「秋葉原」駅電気街口正面の好立地に位置し、つくばエクスプレス・東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅、東京メトロ銀座線「末広町」駅の至近距離にも位置していることから、同ビルは現在満室稼働となっている。また、「秋葉原ダイビル」に隣接していることで長期的に同社保有資産のバリューアップに繋がることが期待されている。
 同社は、東京では「新宿ダイビル(新宿アルタ館)」、大阪では「中之島ダイビル」での商業フロアなどを手がけてきたが、今回の物件取得はそれらに続く商業物件としての同社の事業拡大に寄与するものとしている。




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