週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2010.01.18 16:38

■ネクストが物件情報流通サービスに新機能追加
　ネクスト（東京都中央区）は、同社が運営する住宅・不動産情報ポータルサイト「ＨＯＭＥ‘Ｓ」の法人会員向けの事業者間物件情報流通サービス「ラクづけ」にて、平成２１年１２月から新たな機能の提供を開始した。

■セルバ・プランニングが任意売却支援サイトを開設
　セルバ・プランニング（東京都目黒区）は、住宅ローン破綻や不動産の競売回避の相談窓口として「任意売却支援センター」のサイトを開設した。同社は債務者からの相談を１．「迅速・確実・適正に処理する」２．「債務者の生活再建を優先する」ことを目的に任意売却を取り扱う不動産業界の社会的地位の向上を目指すとしている。

■日本綜合地所が大和地所とスポンサー契約締結
　平成２１年２月２３日に会社更生手続開始決定を受けた日本綜合地所（東京都港区）、日綜不動産（大阪市中央区）、日綜ハウジング（東京都港区）の３社は、大和証券エスエムビーシーをファイナンシャルアドバイザーに選任し、スポンサー選定手続きを実施しており、平成２１年１２月２４日付けで大和地所（横浜市中区）との間でスポンサー契約を締結したことを発表した。

■綾瀬商事が破産手続き開始決定
　綾瀬商事（富山県富山市）は、平成２１年９月１８日の株主総会で解散を決議し、特別清算を行っていたが、同年１２月１８日に富山地裁により破産手続き開始決定を受けたことが明らかとなった。同社は大正１０年に創業、昭和２２年１２月に法人改組した不動産賃貸業者。負債は金融債務主体に約３１億円と見込まれる。

■日本レジデンシャル投資法人が本店移転
　日本レジデンシャル投資法人（東京都千代田区）は、２月１２日に本店を移転することを発表した。移転先は、東京都千代田区神田錦町三丁目２６番地。

■三鬼商事が最新ビル市況を発表
　三鬼商事（東京都中央区）は、全国の「最新オフィスビル市況」、「市況速報」、「オフィスデータ」を発表した。同社によると東京ビジネス地区（都心５区／千代田・中央・港・新宿・渋谷区）の平成２１年１２月待つ時点の平均空室率８・０９％。同エリアで空室率８％を超えたのは５年１０ヵ月ぶりとのこと。