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森ビル 「虎ノ門ヒルズ」などで10万人に接種 従業員や居住者、テナントにワクチン
2021.06.21 13:56
森ビル(東京都港区)は、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」に関する政府方針の発表を受け、同社が管理・運営する「虎ノ門ヒルズ」、「六本木ヒルズ」、「アークヒルズ」を接種会場とした、ワクチンの職場接種に協力することを発表した。
接種対象者は、森ビルおよび同社グループ会社の社員とその家族(約7000名)に加え、対象施設の管理・運営に関わる協力会社のスタッフやオフィスを構えるテナント企業のワーカー、住宅居住者、商業店舗で働くスタッフ等の合計約10万人。期間は6月21日~9月27日の約3カ月を予定しており、ワクチンは政府から配布されるモデルナ製ワクチンとなる。
また港区からの要請を受け、3会場の中で最も規模の大きい「虎ノ門ヒルズ」を週末に実施される自治体接種会場として提供する。平日は同社の職域接種会場に、土日は港区の自治体接種会場と機能する。森ビルは「街(ヒルズ)」を挙げた、大規模かつ迅速なワクチン接種を実現し、安心・安全な都市生活の実現に貢献すると共に、港区に暮らす地域住民のワクチン接種にも貢献する姿勢だ。