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NTT 「曽根崎データセンター(仮称)」を来春開設へ

2021.07.19 11:37

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(大阪市北区)は、2022年4月、堂島近接エリアに大規模な「曽根崎データセンター(仮称)」を開設する。
 同施設は鉄骨造、免震構造。企業のデータサーバを設置するハウジングルーム面積は2190㎡を確保し、最大3650㎡まで拡張する計画。
 1ラック単位から百ラック超規模へも対応し、最大約3650㎡メガワットまで拡張する計画で、各種ハウジングラック仕様や配置など、要望に柔軟に対応する。標準のハウジングサービスのラックサイズは横幅700mm、奥行1100mmだが、オプションで1200mmまで拡張可能。電源ケーブルとネットワークケーブルは異経路での提供となるため、安心して利用できる。また、1ラックあたり20kW以上の高負荷電力へも対応している。
 堂島エリアを中心とした光ケーブリングサービス「堂島コネクト」により堂島・北浜・日本橋データセンターと直結しており、事業者間の相互接続が可能。データセンター間は、主にとう道(通信拠点間にケーブルを敷設するための通信専用の地下トンネル)直結かつ冗長経路にて接続されているため、高い信頼性とセキュリティを確保できる。
 各ビル間の光ケーブルは融着箇所を最小限にしているため、堂島内隣接ビル間の設備環境と変わらぬ伝送損失かつ高品質で利用できる。
 さらに、同社データセンター間を結ぶ「堂島コネクト」の料金は一律であるため、大阪におけるネットワークの相互接続にも利用しやすいデータセンターとなっている。
 同施設は、震度6強の地震にも耐えうる免震構造、自家発電による72時間連続無給油運転、異変電所からの電力供給を実現。立地はハザードマップ上、津波の危険性は少なく、万が一の河川氾濫等に備え、重要設備は2階以上へ設置するなどの対策を行っている。また、UPS(無停電電源装置)はフロア毎に必要な容量分が設置できるように設計されるなど高い信頼性を実現している。
 保守・サポート面においては、24時間365日常駐体制のもと、専門の技術スタッフが対応する。また英語対応やWEB対応窓口も備える。




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