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末広不動産がインテリックスのFCに加盟 中古マンション再販を手始めに様々な事業で協力
2021.07.26 14:40
埼玉県熊谷市に事務所を構える総合不動産会社の末広不動産は、先月に再販リノベーション事業やクラウドファンディング等を手掛けるインテリックス(東京都渋谷区)とFC契約を結んだ。不動産オーナーや不動産事業社に対してインテリックスと同様のサービスを提供できることを強みに、今後は幅広い分野で協力して展開してゆく。
末広不動産は本社拠点のある熊谷市を中心に、不動産の売買・賃貸仲介業や買い取り事業、土地・建物の管理事業を展開してきた。一方インテリックス及びインテリックスグループは、全国規模で上記のサービスを展開している。広いエリアで展開しているインテリックスに対し、末広不動産は地元密着や地元ならではのマーケットに精通していること、コミュニティを持つことからビジネスの対象となる企業は多少違う。しかし、コロナ禍以降の変化した社会情勢や不動産市況等々を垣間見て、また双方の持ち味を生かすことで収益拡大が見込めることからFC契約となった。
最初は中古マンションの再生活用事業から開始する計画だが、今後は様々な事業やビジネスでの協力・足並みを揃えていく姿勢だ。末広不動産の代表取締役社長・日向弘薫氏は「対象となる地域は埼玉県県北をはじめ、群馬県(主に高崎・前橋)や栃木県(主に宇都宮)等の北関東エリアですが、依頼によっては埼玉県県南地区や都心でも対応することが可能です。FC契約によって地方の不動産オーナー様も同様に、インテリックス様が提供するサービスを受けることができることは大きな魅力でしょう。ここからオーナー様が抱える、不動産に関する様々な課題の解決にお手伝いしていく姿勢です」と語った。