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共同カイテック 高強度・低コストの床下地材を販売

2018.06.18 16:49

 共同カイテック(東京都渋谷区)は、超高強度で軽量なコンクリートブロックを連結した床下地材「自在マット」の販売を今年4月に開始した。
 共同カイテックでは、低床OAフロア「ネットワークフロア」でこれまで1400万㎡の納入実績を有しており、今回発売した「自在マット」は同製品のノウハウを活用し誕生した。オフィスビル内には執務スペースなど大量の配線を必要とするエリアがあり、同製品をはじめとするOAフロアが活用される。一方でビル内には大量配線を必要としないエリアや、配線が全く必要のない廊下やエントランスなどのエリアも存在する。同社によれば、こうした場所に低コストで簡単に施工できる床下地かさ上げ材を求める声が多くあり、従来のモルタルのように大掛かりな工事を必要とせず、軽量かつ工期短縮が図れる床下地材として「自在マット」の開発に至ったという。
 この「自在マット」は50mm角のコンクリートブロックを連結した置敷マットで、ビスや接着固定が不要であることから工期短縮やコストの削減に貢献すると共に、必要になったときは配線も可能。また、床を傷めないため用途変更の際の撤去や原状回復工事を簡単に行うことができる。
 1㎡あたりの参考価格は、材料費・工事費込みで9000円(税別)。同社では今年度1万㎡、2019年度に2万㎡の販売目標を設定している。




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