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三井不動産レジデンシャルがサードプレイスの運営をスタート 三井の住宅入居者向けに武蔵小杉で試験運営をスタート
2021.08.23 15:00
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は17日、全住宅事業のブランドコンセプトである「Life-styling×経年優化」のもと、多様なライフスタイルに合わせたソリューションと場所・期間にとらわれないフレキシブルな暮らし方を提案すべく「Life-stylingプロジェクト」を始動すると発表した。
第1弾として、三井のすまい居住者ならびに「三井のすまいLOOP」会員向けに、すまいのサードプレイス「イエチカBASE」を23日よりJR「武蔵小杉」駅北口近くにトライアルオープン。また、第2弾として「多拠点居住サービス」のトライアルも予定している。
「イエチカBASE」では、テレワークスペースやスタディスペースだけでなく、子ども連れで楽しめるコミュニケーションスペースなど、自宅や集合住宅の共用部では対応できない課題を解決すべく、すまいの延長空間として気軽に利用できる施設を目指す。同施設は多様なニーズに応える5つのゾーニングで構成され、フレキシブルな使い方が可能。利用しやすい料金設定で、短時間から1日を通しての利用もできる。今後は、様々なキャンペーンやパッケージプランも提供する予定だ。
第2弾のトライアルとして予定する「多拠点居住サービス」は、テレワークの普及で働く場所の制約が軽減されたなか、自然豊かな場所、観光や趣味が満喫できる場所、非日常感が味わえる場所で柔軟に過ごしたいといったニーズに応えるもの。都心や地方都市を中心に展開している同社の賃貸マンションや三井不動産グループ企業、パートナー企業の施設を活用。拠点・契約形態・契約期間などを自由に選択でき、手軽に多拠点居住生活を実現できるようなサービスも予定している。