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五光/三菱地所 旧「五光ビル」跡地に「(仮称)青山三丁目計画」着工
2021.08.23 15:25
五光(東京都港区)と三菱地所(東京都千代田区)は、共同で推進する「(仮称)南青山三丁目計画」の新築工事に着手したと発表した。1月に地下解体工事に着手しており、竣工は2023年2月を予定している。
計画地は青山通りと外苑西通りに面した「五光ビル」跡地で、三菱地所が開発し2020年6月に竣工した「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」の対角に位置。ここに敷地面積2400㎡、延床面積1万4700㎡、地上13階地下1階のビルを建設し、オフィスや店舗として賃貸する。
「人・街・文化が混ざり合う青山の新たな交差点」という意味を込めた「南青山New Junction」をコンセプトに、バルコニーやルーフトップテラスに加え、敷地内を通り抜けるポケットパークなどを整備。外部空間と連続した緑豊かな環境で働くことができる新たなオフィスを目指す。1階には商業店舗を設けることで、街の賑わい創出にも寄与する。
両社は青山エリアに新たな人の流れ・交流を生み出し、エリアの魅力向上に貢献するとしている。