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SGリアルティ/三井不動産 初の共同事業「MFLP・SGリアルティ福岡粕屋」着工

2021.08.30 14:41

 SGリアルティ(京都市南区)と三井不動産(東京都中央区)は、初の共同事業として賃貸用物流施設「MFLP・SGリアルティ福岡粕屋」を1日に着工、26日に起工式を行った。竣工は2022年9月を予定している。
 起工式には入居テナントして決定している日立物流九州(福岡県糟屋郡)をはじめ、設計を担当するフクダ・アンド・パートナーズ(東京都中央区)、施工を担当する三井住友建設(東京都中央区)、など多くの関係者が参列し、工事の無事と事業の発展を祈願した。
 同施設は敷地面積1万7900㎡、延床面積3万6100㎡、鉄骨造・地上4階建ての物流施設。  入居テナントは日立物流九州が入居を決定しており、一棟賃借するBTS事業として計画検討を進めてきた。なお、同施設は、日立物流九州において福岡エリア最大の物流施設となる。
 SGリアルティはSGホールディングスグループの一員としてグループの物流インフラを不動産という側面からサポート、運輸・物流における長年の経験やノウハウを生かした物流施設の開発実績を有している。一方、三井不動産は、不動産業界国内最大手の総合デベロッパーとして幅広い顧客ネットワークと、先進的な物流施設を開発、提供した実績を有している。双方の強みを生かすべく、同施設では三井不動産が開発計画のプロジェクトマネジメントを行い、竣工後はSGリアルティが施設の運営・管理を行う。双方のノウハウを結集し、より先進的で質の高い物流施設の提供を目指す。




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