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サンケイビル 「(仮称)摂津物流計画」に着手
2021.09.06 11:56
サンケイビル(東京都千代田区)は8月31日、近畿総合リース(大阪市北区)と共同で「(仮称)摂津物流計画」の開発に着手した。
開発地は大阪府摂津市鶴野。近畿自動車道「摂津北」ICから約1・2km、車で約3分の用地を確保した。大阪中心部ならびに京都・神戸エリアへも交通アクセスが良好で、立地優位性が高い場所に位置。また大阪モノレール「摂津」駅より徒歩6分と通勤利便性が高く、雇用の確保にも恵まれた立地となっている。
建物は敷地面積7316㎡、鉄骨造地上4階、延床面積1万4773㎡。バース15台、トラック待機場7台に加え、天井高5・5m、床荷重1・5t/㎡というスペックを備える。シングルテナント型物流施設として2022年9月の竣工を予定している。
サンケイビルは今年4月、単独での物流施設開発事業として千葉県柏市に「SANKEILOGI 柏の葉」の開発に着手している。神奈川県厚木市においても用地を確保し、事業拡大を計画している。今後も収益性が高く魅力ある不動産商品の開発を行い、様々な投資家ニーズに応えていく考えだ。