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ガスパル　コインランドリー事業を開始

2021.09.13 12:22

　大東建託グループのガスパル（東京都品川区）は、９月５日よりコインランドリー事業を開始し、石川県金沢市にコインランドリー１号店として「いい部屋ランドリー」をオープンした。
　内装は白を基調とし、ベージュ調のたたみ台やカウンターを設置。清潔感を保つステンレス製の洗濯乾燥機が並び、ブルーやオレンジの丸型ポップをアクセントとして取り入れることで、やわらかい印象と共に、「明るく清潔なランドリー」を表現している。丸型ポップの中には、機器類の操作方法や料金を記載し、利用客の目に留まるように工夫している。
　店内には、仕切りを用いた「たたみ台」を設置し、コロナ禍の感染予防対策にも配慮しています。また、中央をくりぬいた仕切りを使用することで、店の外からでも店内の利用状況が確認できる。また、仕切りには洗濯可能な衣類を示すアイコンを配置した。
　家庭用洗濯機では洗濯が難しい「布団の丸洗い」が可能。また、汚れをきれいにするだけでなく、触り心地のよい仕上がりにすることができる。さらに、業務用乾燥機で乾燥時間の短縮ができるため、家事の時間短縮にも貢献する。
　同店舗は、災害時の一時避難所として機能する「災害対応型店舗」。店舗には２・５ｔの貯水槽が設置されており、断水時の応急給水として活用できる。今後さらに、災害対応ユニットを設置する準備を進めている。また、地域の自治会と連携した防災訓練などの実施も検討し、自治体との連携強化を目指す。
　同事業は、ＬＰガス事業を基盤とするガスパルの強みを活かし、ＬＰガスを燃料とする事業で生活総合支援企業を目指す同社グループの取り組みの一環として開始された。これにより、洗濯時間の短縮や、梅雨や花粉による洗濯の悩み解消などを通じて、生活の質の向上を地域住民に提供する。