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中央日本土地建物 「SENQ 青山並木通り」オープン 5物件目のオープンイノベーションオフィス
2021.09.27 11:47
中央日本土地建物(東京都千代田区)は、オープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)」の5拠点目として、「SENQ 青山並木通り」を開業させた。
同施設は、都営大江戸線・東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線「青山一丁目」駅から徒歩4分という利便性の高い交通アクセスであると同時に、目の前には神宮外苑のいちょう並木が広がる。
「SENQ」は各拠点の地域特性に応じたテーマを設定しており、「SENQ 青山並木通り」のテーマは「BUILD NEXT CULTURES」とした。アート、ファッション、スポーツなど最先端のビジネスや文化を生み出している青山において、次世代に影響を与える新しい価値観やカルチャー、イノベーションを創造する拠点を目指す。新しい時代(NEXT)の多彩な文化やイノベーションを、各会員の多彩なビジネスから作り上げる(BUILD)という意味を込め、複数形の「CULTURES」とした。SENQのオープンイノベーション機能によって、多様なカルチャーを発信する入居者(会員)同士の交流や、アライアンスパートナーなどとの連携による協業を促進し、会員の事業成長をサポートしていく。
企業のサテライト利用・個人利用など、ニューノーマルにおける働き方ニーズの多様化に対応し、1名での利用が可能な「ソロブース」を20席設けた。また、スケルトン仕様の大人数用個室や、入居後すぐに事業に着手できるよう、机や椅子などを備え付けた少人数用など個室18室も用意。独立型ワークブース、有人受付、コワーキングスペース30席のほか、ミーティングブース、カフェコーナーを設置している。
環境にも配慮し、リフレッシュエリアについては、従前に利用されていた設備や区画構成を最大限再利用してリノベーションした。資材を有効活用することで、オフィス施工にかかる環境負荷を軽減している。
内装は、青山の立地にふさわしく周辺環境と調和する洗練されたデザインに仕上げ、落ち着いて過ごせるインテリア・照明などを採用。コワーキングスペースは、神宮外苑のいちょう並木が一望できるように、窓向きの座席を多く配置した。このほかにも壁面や床の一部を、SENQブランドのロゴである六角形をモチーフにデザインし、同ブランドが掲げる「つながり」を表現している。